厚生労働省は10日、福島県飯舘村産の露地栽培シイタケから、食品衛生法の暫定規制値の26倍の放射性セシウムが検出されたと発表した。
同省によると、セシウムが1キロ当たり1万3000ベクレル(規制値は500ベクレル)、放射性ヨウ素131が同1万2000ベクレル(同2000ベクレル)検出された。市場に出回っていないが、同省は福島県に対し、同村で露地栽培されたシイタケの摂取を控えるよう住民への周知を求めた。
このほか、同県伊達市と新地町の露地栽培シイタケからも、それぞれ1460ベクレル、550ベクレルのセシウムが検出された。(2011/04/10-23:13)